鹿児島県指宿市では、2026年9月26日(土)と27日(日)に「第79回 指宿温泉祭」が行われます。主な会場はセントラルパーク指宿とJR指宿駅周辺です。
初日はハンヤ踊りやゲストステージ、2日目は湯権現神社からの神輿渡御と約5,000発の花火が中心です。
この祭りは、単に秋のイベントとして開かれるものではありません。指宿に湧く温泉そのものを祭りの中心に据え、その恵みに感謝しながら、泉源が今後も絶えないよう願うという背景があります。
9月26日はハンヤ踊り、27日は神輿と花火
| 日程 | 主な内容 | 時間の目安 |
|---|---|---|
| 9月26日(土) | ハンヤ踊り、特別ゲストステージなど | 15:30~21:00 |
| 9月27日(日) | 神輿渡御、市民ステージ、花火大会など | 12:00~21:00 |
| 花火大会 | 約5,000発・2尺玉を含む | 9月27日 19:30~ |
2日間とも同じ内容を繰り返す祭りではありません。
踊りを中心に見るなら26日、神輿と花火まで続けて見るなら27日が該当します。特に花火は27日のみで、荒天の場合は花火大会だけ翌28日(月)へ順延されます。
26日のハンヤ踊りは17時開始
9月26日は、16時30分に踊り連が集合し、17時から18時30分までJR指宿駅周辺でハンヤ踊りが行われます。
職場、地域、趣味のグループなどによる踊り連に加え、少人数や1人でも参加できる踊り連も用意されています。
踊り連コンテストも実施されるため、単なる自由参加の盆踊りではなく、グループごとの踊りを見比べられるのがこの時間帯です。
9月27日の神輿渡御は18時から19時30分
本祭となる27日は、18時から19時30分までセントラルパーク指宿周辺で神輿渡御が行われます。
神輿は湯権現神社から渡御し、篠笛や太鼓のお囃子が先導。「あんりゃあ どした!」の掛け声とともに進みます。
現在の神輿の担ぎ方や囃子には、千葉県匝瑳市で行われる八重垣神社祇園祭との交流が影響しています。
指宿独自の温泉祭の中に、他地域との祭礼交流から生まれたスタイルが取り入れられている点も、神輿を見る際の特徴です。
花火は神輿の後、19時30分から
神輿渡御が19時30分まで予定され、そのまま同時刻から花火大会が始まります。
2026年は、2尺玉を含めて約5,000発を打ち上げる予定です。祭りの最後に小規模な花火が付く形ではなく、本祭の夜を締める大きなプログラムになっています。
観覧場所については、公式サイトがセントラルパークの祭広場から見るよう案内しています。
太平次公園は花火を見るための場所としては設定されておらず、当日は進入することもできません。過去の地図や写真だけを見て観覧場所として予定に入れないよう注意が必要です。
27日は公衆浴場100円開放も実施
温泉祭らしい企画として、9月27日には公衆浴場の100円開放も予定されています。
小学生以下は無料です。市民パフォーマンスや地元高校生ステージ、抽選会などと同じく、27日の催しとして公式サイトに掲載されています。
花火だけを目的に夜から訪れることもできますが、公衆浴場や神輿まで含めて見ると、温泉そのものを祝う祭りであることがより分かりやすくなります。
指宿温泉祭は「温泉への感謝」が祭りの原点
指宿温泉祭は戦後まもなく始まりました。
祭典では、殿様湯のそばにある湯権現神社で温泉への感謝を伝えます。同時に、地域の泉源がこれからも枯れることなく湧き続けるよう祈願します。
開催時期も現在までずっと同じだったわけではありません。初期は秋に行われ、その後、観光客が少なくなる夏を盛り上げるため夏開催へ変更されました。
その後、第60回前後を機に祭り本来の意味を見直す動きがあり、2009年から再び秋に開催されるようになりました。
2026年の9月開催も、この流れを受けたものです。
無料駐車場は市役所と丹波小学校、合計約300台
2026年は、指宿市役所と丹波小学校に合計約300台分の無料駐車場が用意されます。
一方で、太平次公園と指宿港周辺は来場者向けの駐車場所にはなっていません。
指宿市役所へ車を置いた場合は、16時~21時30分に臨時運行される無料シャトルバスを利用できます。バスは市役所駐車場と祭り会場近くを結びます。
そのため車で来場する場合は、中心部まで直接乗り入れるのではなく、まず市役所駐車場を利用し、そこからシャトルバスで会場方面へ移動する方法があります。
JR指宿駅からセントラルパーク指宿へ歩ける
公共交通を利用する場合はJR指宿駅が近く、セントラルパーク指宿までは徒歩約5分です。
26日のハンヤ踊りもJR指宿駅周辺が会場となるため、鉄道で到着した後、そのまま踊りを見てからセントラルパーク方面へ徒歩で移動できます。
2026年の第79回指宿温泉祭を1日だけ訪れる場合、神輿渡御と約5,000発の花火を同日に見られるのは9月27日(日)です。
一方、26日はハンヤ踊りや特別ゲストステージが中心になります。まず「踊りを見たいのか」「神輿と花火を見たいのか」を決めてから訪問日を選ぶと、2日間のプログラムを整理しやすくなります。
